ソフトバンク「921SH」

ソフトバンクモバイルの2008年春モデルラインナップで、「最強」とも言うべき端末がシャープ製のFULLFACE 2「921SH」だ。

2007年夏モデルとなる913SHを大幅に改良。3.2インチのフルワイドVGA液晶と、3.2メガのデジカメを搭載した。

注目は2つの「センサー」だ。

まず1つめは「タッチレガート」センサー。画面横に装備されたタッチパネルセンサーで、ここを押すことによって、様々な操作が可能になっている。

センサー部分の4隅には左ソフトキー、右ソフトキー、クリアキー、ショートカットキー、そして真ん中には決定キーが割り振られている。スライドを閉じた状態でも、ここをタッチすることで、メニューの操作ができる。また、ワンセグ視聴時には、センサーを左右になぞるとチャンネル切り替え、上下になぞると音量の調整が可能となっている。

ほかにも、PCサイトブラウザ時には、センサーを斜めになぞることで、自分の見たい場所にスクロールできるなど、パソコンのタッチパッドを操作している感覚だ。

これまでもタッチパッドを搭載したケータイはいくつか発売されていたが、どれも使い勝手のいいものとは言えなかった。しかし、921SHは、操作の感覚もよくなっており、「これなら、普段も使うかも」という仕上がりといえる。

もうひとつのセンサーが「モーションコントロールセンサー」だ。こちらは加速度センサーで、本体を振ったり、向きを変えることで、センサーがその動きを感知。様々な反応をしてくれるというものだ。

例えば、本体を横にすれば画面表示もちゃんと横表示になってくれる。さらに本体を左に2回振ればカメラが起動。逆に右に2回振ればワンセグが起動するなど、ボタンを操作しなくても、本体を振ることで機能を呼び出すこともできるようになっている。

あまり激しく振りすぎて、本体を投げ飛ばしてしまいそうな危険があるが、慣れればかなり便利に使いこなさせそうな機能と言えるだろう。

921SH を語る上で、もうひとつ重要なのが「3Dグラフィックス」だ。アイコン選択時や画面切り替え時などのメニューを操作すると、画面が飛び出してくるような演出が施されている。これまでのケータイの画面表示切り替えはどれも味気ないものばかりであったが、921SHは操作をしていてちょっと楽しくなるような動きをしてくれる。

モーションコントロールセンサーや画面効果など、どことなくiPhoneに近い操作感で使えるのは、かなり面白いと言える。

921SHでは、ワンセグだけでなく、おサイフケータイなども完備している。ただし、GPSや国際ローミングには非対応のため、ソフトバンクモバイルが用意するすべてのサービスが使えるわけではない。

だが、作り込みはしっかりとしており、操作性はかなり良い。ソフトバンクモバイルの春モデルの中で、すべての人にオススメできる機種と言えそうだ。



 ソフトバンクワンセグ対応端末「921SH」の主な仕様

サイズ:約幅50×高さ112×厚さ15.9mm(閉じた状態。突起部除く)
重さ:約135g
連続通話時間 :約240分 [静止時]
連続待受時間 :約330時間 [静止時]
アウトカメラ :有効320万画素CMOS(AF)
インカメラ :有効11万画素CMOS
外部メモリ:microSD(別売り)
メインディスプレイ:3.2インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)、最大26万色
ボディカラー :ホワイト、ブラック、ゴールド、ピンク、ブライトブルー

 
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